一昨日、U-NEXTに加入し、Apple TV 4Kと4KテレビのPanasonic TH-55LX950でU-NEXTアプリを試してみた。しかし、どちらもステレオ再生しかできず、サラウンドにならないことが判明した。さらに、Apple TV 4KではHD画質止まりだったため、思い切って4K/DOLBY VISION/DOLBY ATMOSに対応するAmazonのFire TV Stick 4Kを購入することにした。とはいえ、セール中だったので6,980円とApple TV 4Kの約1/3の価格で購入でき、かなり安いと感じた。
昨日、アカデミー賞に関する記事を書いている最中に、Fire TV Stick 4Kが配達された。記事を書き終えないと落ち着いてセッティングができないため、少し焦ったが、なんとか記事を完成させ、ChatGPTで校正をかけてリリースした後、玄関に置かれていたFire TV Stick 4Kを部屋に持ち込み、開封してセッティングを開始した。
使用しているAVアンプ（マランツ）には空いているHDMI端子があったので、そこに接続しようとした。しかし、すでに他の機器でHDMI端子が埋まっていたこともあり、Fire TV Stick 4Kを直付けすると電源ケーブルが干渉してしまい、挿せないことが判明した。そこで、同梱の延長ケーブルを使い、他のHDMIケーブルとの干渉を避けて接続した。
Fire TV Stick 4Kの電源を入れ、4KテレビとAVアンプの電源をオンにすると、すぐに初期設定画面が表示された。リモコンの電源を入れてボタンを押すと、自動でOSのアップデートが始まり、アップデート後に設定を完了させた。基本的にはU-NEXT視聴専用として考えていたが、AmazonプライムビデオとYouTubeも視聴可能な状態にしておいた。また、デフォルトではWi-Fiが2.4GHzに接続されていたため、これを解除し、5GHzに変更した。
U-NEXTへの加入手続きはMacBook Proで行っていたため、Fire TV Stick 4KのアプリではログインIDとパスワードを入力するだけで視聴可能になった。本体とリモコンは安っぽい印象だが、画質は思ったより良い。DOLBY VISIONに対応しており、HD画質のコンテンツでも十分綺麗に見える。
日曜にテストとして視聴した「陪審員2番」でサラウンドをチェックしたところ、U-NEXTアプリの音声設定をサラウンドに切り替えられたため、5.1chサラウンドで再生できることを確認した。コンテンツによってはDOLBY ATMOSの再生も可能なはずである。
さらに、Apple TV 4Kでは視聴できなかったU-NEXTのライブ配信コンテンツが、Fire TV Stick 4Kでは視聴できるのも大きな違いだった。TBSやBBCのニュース配信を延々と視聴できるのはなかなか楽しい。
当初はU-NEXT専用デバイスとして使うつもりだったが、もともとAmazonのデバイスということもあり、AmazonプライムビデオやParamount+のコンテンツとの親和性が高いと感じた。ただし、Apple TV 4Kでは表示されていたオーディオ・フォーマットの詳細が、Fire TV Stick 4Kでは確認できず、実際に再生して確かめるしかないのは不便だと感じた。
しばらくは、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Paramount+をFire TV Stick 4Kで、Apple TV+、Disney+、NetflixはApple TV 4Kで視聴する予定だ。今週末、特に予定がなければ、Fire TV Stick 4Kで映画を楽しもうと思う。
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