最低映画の祭典、ラジー賞のノミネート発表、「トランスフォーマー」が9部門

年も明け、各映画の賞レースも本格化してきているが、アカデミー賞のノミネート発表を前に、最低映画を決めるラジー賞のノミネートが発表された。2017年の映画で最低映画のノミネートが一番多かったのは、「トランスフォーマー/最後の騎士王」で9部門のノミネートになった。続いて、「フィフティ・シェイズ・ダーカー」が8部門のノミネートと続いた。僕自身は評価を高くしている「マザー!」も最低監督賞と最低主演女優賞でノミネートされていて、なかなか皮肉が効いていると思う。まあ、「トランスフォーマー」の9部門ノミネートは映画自体は見ていないが、当然の結果かなと思う。これまでのシリーズ見ていてもバカ映画だとしか思わないし。このラジー賞が面白いのは、本当にダメな映画に最低映画大賞を与えてはいないというところにあると思う。「トランスフォーマー」なんかもバカ映画として成立しているからラジー賞ノミネートという結果になっているのだと思う。さて、実際の賞の発表の際にはどこまで行くのか、アカデミー賞の前日に発表されるというラジー賞を生暖かく見守りたいと思う。

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