スター・トレック:ディスカバリー シーズン2 第2話「ニュー・エデン」

あらすじ

ディスカバリーは、また新たな信号発信源を突き止めた。しかし、そこには通常ワープでも辿り着けない距離だった。そこで、再びディスカバリーは胞子ドライブによるワープで、その信号源に向かう。しかし、ワープ後には信号源はなく、古い地球の救難信号と、ワープ技術すら持たない人間が住む村がある惑星があるだけだった。パイク船長とマイケルらは、村に転送で降り立ち、信号源を探し始める。村人は、地球の第三次世界大戦の途中で教会に逃げたところ、天使が来て、助かったと話していた。しかし、村人の一人は、地球が大戦で滅びず、進化していると考えていて、パイクらをその末裔と疑っていた。その頃、惑星を取り巻く隕石の一部が、惑星に衝突するという事態が発生する。ディスカバリーのクルーは、それを阻止しようと考え出すが、ティリーが謎の信号源から回収した隕石の引力で、隕石を惑星から引き離すというアイデアを出す。そして、ディスカバリーはそれを実行する。

感想

「新スター・トレック:ザ・ネクスト・ジェネレーション」のライカー副長こと、ジョナサン・フレイクスが、監督をしている今回のエピソード。第2シーズン第1話で提示された謎はまだまだ伏線を張ったままだが、今回の話は、これまでスター・トレックでは描かれることなく、話だけで提示されていた第三次世界大戦の生き残りが、謎のエイリアンによって、地球から遥か彼方で生き延びて生活している、という設定で、その展開は、スター・トレックらしいストーリーである。ワープ技術を持たない者には知識を与えないという、惑星連邦の規定に反して、最終的に知識を与えるパイク艦長の姿に感銘を受けるところがある。遥か彼方で生活している生き延びた人たちの生活もまた、ディスカバリーの活躍によって助かるという点が、面白い。今回は、スポックの話といい、第1シーズンとかなり違う展開になっていると思う。

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